2010-01-01から1年間の記事一覧

総括

総括せよ! というわけで本年の出来事を総括しようと思ったが、考えてみればシステム総入れ替えであった。一番大きいのはやはりスピーカーであって、D123+Beyma CP25 という組み合わせは実に俺に合っていた。前任の Lowther と違ってかなり鷹揚でアンプやジ…

当座しのぎ

手持ちのアッテネータを出力後に挟んでゲインを見かけ上半分くらいにしてみたら、当然のことながらノイズも皆無で音量調節も使いやすくなる。これなら使えるので、年が明けて店が開いたら適切な抵抗を買ってきて固定アッテネータを組み込んで使おう。音質的…

46→45

以前作った 46 シングルだが、しばらく使っているうちに色々と気に食わない部分も出てきた。なので、真っ当なオーディオ用の球を使ったアンプに作り変えようということで 45 シングルに変更することにした。シャーシやトランスはそのままという制約があるの…

結局

6A3 に戻した。トランスの唸りがどうしても気になる。6A3 であれば全くの無音である。野口の安トランスではやはり定格いっぱいは使えないということだな。

プリアンプ

結局どうも気に入らなくてプリアンプをシステムから外している。 とにかく今までいろんなプリアンプを買ったり作ったりしてきたけれど、これというものに出会えない。現状はパッシブのセレクタ+アッテネータで聴いているが、もうちょっと芯が欲しい気はする…

6A3PP

というわけで、オーソドックスな回路で 6A3PP を作り直すことにした。考えてみれば 300BPP には電源トランスが結構ギリギリで、もうちょっと余裕を持ったほうがいいだろうと思ったのもある。 回路はこちら。 ごく平凡なムラード型位相反転を使った回路。出力…

やっぱりダメか

300BPP がどうも具合がよくないので、試しに出力管を 6A3 に置き換えてみた。バイアスが 300B よりはかなり浅くなるのでドライブが楽になるかと思ったからだ。電圧と電流はそれぞれ 6A3 の動作に最適なように変更した上で、前段は敢えてそのまま。 しかし結…

うむー

811A に改造したシングルアンプと比べると、300B PP はなんというか音がスピーカーにはりついてるというかそういう感じで魅力に欠ける。そもそもダメなんじゃなイカ。だいたいが作る時からしてテンションが低かったし、もうちょっと色々考えてダメなようだっ…

811A

色々思うところがあって、808 シングルを 811A に改造した。フィラメント電圧を調整し、ドライバのプレート電圧を下げ、カソードチョークを外してダイナミックカップルにして、初段を 5693 にする。全体に電圧が高すぎるので、整流管を 5U4GB に変更。811A …

調整

結局、初段の Sg 抵抗を 432k に、負帰還抵抗を 4.32k に変更した。これで利得が 25dB、負帰還が 5dB くらい。出力は 11W くらいで頭打ちになるので思ったより低いが、実用上は問題ないのでよしとする。 また 90kHz あたりをピークに高域が盛り上がるので、…

曙光 300B

ここのところの円高に気を良くして、曙光の 300BS-B を深圳の業者から5ペア購入した。ナス型メッシュプレートの球である。大橋さんとこで売ってる Prime 300B ver.5 の元ネタだな。さすがに5ペアもいらないので自分で使う分以外は放流することにする。中国か…

2010-08-23

暑すぎて何をする気にもならず、ボサーッと音楽を聴いてるだけの日々である。 日頃俺が聴いているのは Going Blank Again アーティスト: Ride 出版社/メーカー: Creation 発売日: 1996/06/21 メディア: CD クリック: 16回 この商品を含むブログ (5件) を見る…

ターンテーブルのベルト

そういえばターンテーブルのベルトを何年も放置していたのを思い出し、交換することにした。トーレンスの純正品が今でも簡単に手に入るのは代理店に感謝すべきだろう。汎用品の方がもう少し安く買えるが、こういうものはやはり純正にしておくのが無難だ。 ん…

真空管?ラジオ

今回は小ネタ。あまりの安さにこれを買ってみた。 真空管アンプ内蔵・ミュージックボックス 目立つところにアクセサリー的に MT 管(中国製 6N3 だから 5670 相当)がライトアップされている。ラジオ、外部入力に USB と SD カードが使える。リモコンで音量…

Beyma CP25

Beyma CP25 をD123 に合わせるツイータとして買った。コイズミに在庫がなかったので、展示品を頼んで売ってもらってきたりした。少し負けてもらえた(笑)それでも D123 より高いでやんの。 とりあえず 6uF のフィルムコンでつないでみる。スペック上の推奨…

経験則

オーディオアンプの自作などをやっていると、世間にはだいたい二つの流派があることに気がつく。一つは「理論派」であり、回路の論理的整合性を重視し、結果としての特性が良いものが「正しい」とする立場。今一つは「音質絶対派」で、音が良ければ理論や特…

ツイータ

D123 に Fostex T-90A をクロスオーバー 10kHz で加えているが、やはり中抜け感は否めない。なのでもっと下から出るツイータが欲しいのだが、なかなかいいのがない。コンプレッションドライバ+ホーンが一番いいのは分かるがいかにも高くつく。同じ JBL の 0…

ちょっと問題が

スピーカーを D123 にして、音はなかなかで気に入っているのだが、問題が一つ。Lowther も充分に高能率でありながら今までさほど気にならなかったのだが、スピーカーを変えたら 808 アンプの片チャンネルのハムが耳につくようになった。球を入れ替えても駄目…

D123 を箱に入れた

連休を利用して D123 の箱を作った。 当初の計画通り約60リットルのバスレフで、ポートは JBL の推奨通り 58Hz にするが、スリットなので効きは少し弱いと思う。18mm のシナ合板で芋継ぎという安直なつくりだが、でかい音を出しても箱がビビったりはしてない…

そういえば

この日記モドキって、オーディオに関する極私的な話題をだらだら垂れ流してるばっかりだなあ。自分で読み返してもどこに何が書いてあるのかさっぱりわからない。 もう少しカテゴライズするなり、いっそ自作アンプに関しては独立したページを、放置してる自サ…

6528 SIPP 小変更

良い音なんだけどいまいち気に入らない 6528 SIPP。ちょっと考えて、動作点を見直すことにする。なんとなくレギュレータ管だからという理由で比較的低電圧大電流方向で使っていたのだけど、どうも今までの経験から言って Ep が高めの方が好みのように思える…

D123 届いた

アメリカから D123 が届いた。片方のセンターキャップに若干凹みがあり、フレームにも傷はあるが、ユニット自体に大きな問題はない。エッジもウレタンやゴムではないので劣化も全くしていないし、固くもなっていない。シリアルも連番で揃っている。 まだ箱が…

考え中

JBL D123 を eBay で買ってしまった。まだ届いてないんだけどね。送料込みで邦貨換算27,000円くらいだから、外観の状態があまり良くないユニットであるにしてもまあまあだろう。しかし物としての作りは、いかにも手作業であまり精度の高くない Lowther と JB…

定電流シングル

音屋で Peavey 6550 を買うと JJ の KT88 が届く!ペア5980円!市価のほぼ半額!というわけで思わず買ってしまったのだが、考えてみるとこの手の球がずいぶんたまってしまった。松下や旧 TESLA の 6CA7/EL34、Ei KT90、東芝 6G-B8 など、似たような規格の大…

整流管

幾多のトラブルを乗り越えて(大袈裟)やっと安定稼働を始めた 46 シングルだが、整流管が直熱管で且つ出力管が直熱管直結アンプの宿命で、起動時に「ブーン」という大きな音が出る。出力管の立ち上がりに傍熱管であるドライバが追いつかないせいなのだが、…

46シングルアンプ

プリアンプを急に作ったので後回しになっていたが、本来はこっちを作るつもりだったのだった。3月も後半になるといろいろ忙しくなることが予想されるので、時間があるうちにアイディアをちゃんと形にしようと思ったのだ。 たまたま安く46を4本手に入れて、か…

プリアンプ

ずっと使っていた EF37A プリアンプの調子がちょっと悪くて、調整するために外していたのだが、試しに DAC からボリュームのみを通してパワーアンプに直結して鳴らしてみた。プリアンプがあるのとないのとでどっちがいいかといえば、総合的にはあった方がい…

測定君

この間でっち上げた DAC を簡単に測定してみた。 同軸に入力できる正弦波のデジタルデータを作る方法から考えなければならなかったが、Mac の AudioTest というソフトウエアで、スイープも含めてサンプルデータを作ることができる。このデータを Audiotrak M…

凡夫に解脱の道は遠い

808 シングルのカソードチョークドライブ化、gigawork DAC 改の導入により、なかなかストレートな音で音楽が聴けるようになった。信号系統にトランスが3つも入っているアクの強い構成だからこれがハイファイであるなどとは思わないし、オーディオ的に良い音…

音を聴いて

改めて通常の音量でいくつかいつも聴いているディスクを聴いてみた。これ、相当いいぞ。クリアでいやらしくなく、バランスがいい。今までずいぶん雑な音を聞いていたのだなあ、という感じだ。DAC の差動出力をライントランスで合成して出すということに思い…