音を聴いて

改めて通常の音量でいくつかいつも聴いているディスクを聴いてみた。これ、相当いいぞ。クリアでいやらしくなく、バランスがいい。今までずいぶん雑な音を聞いていたのだなあ、という感じだ。DAC の差動出力をライントランスで合成して出すということに思い至った人に感謝したい。出音はトランスの質によって左右されるのだろうが、俺にとってはこの A-20 の音で十分にいい。予算に余裕があれば Lundahl や Jensen を試してもいいだろうけど。

考えられる展開としては、この出力の小ささ(ざっと測ってみたら 0.3V くらいしかない)を解消するために、DAC の差動出力を活かしてプッシュプルの真空管バッファを入れることか。現状でもノイズは皆無だからボリュームを上げればいいだけなんで問題ないんだけどね。