やっぱりダメか

300BPP がどうも具合がよくないので、試しに出力管を 6A3 に置き換えてみた。バイアスが 300B よりはかなり浅くなるのでドライブが楽になるかと思ったからだ。電圧と電流はそれぞれ 6A3 の動作に最適なように変更した上で、前段は敢えてそのまま。

しかし結果は芳しくない。出力も伸びないし、音にも魅力がない。やはりこのような回路はバイアスの浅い高感度な球でなければ難しいということを再確認する結果となった。やっぱりムラード型の位相反転を使ったオーソドックスな回路に作り変えるのが一番よさそうだ。