調整

結局、初段の Sg 抵抗を 432k に、負帰還抵抗を 4.32k に変更した。これで利得が 25dB、負帰還が 5dB くらい。出力は 11W くらいで頭打ちになるので思ったより低いが、実用上は問題ないのでよしとする。

また 90kHz あたりをピークに高域が盛り上がるので、負帰還抵抗と並列に 1500pF のコンデンサを抱かせて 100kHz くらいまではほぼフラットに。低域も 10Hz で 1W 時の歪率が 1% を切るくらいなのでかなり優秀だ。このあたりは OPT に俺としては張り込んだだけの効果はあったか。

音質的にも全体的に落ち着いた感じになってきて、当初の落ち着きのない感じは減ってきた。時々はっとするくらいきれいな音がする。かといってこれが完全ではないのが面白くかつ悩ましいところではあるな。