真空管?ラジオ

今回は小ネタ。あまりの安さにこれを買ってみた。

真空管アンプ内蔵・ミュージックボックス

目立つところにアクセサリー的に MT 管(中国製 6N3 だから 5670 相当)がライトアップされている。ラジオ、外部入力に USB と SD カードが使える。リモコンで音量やトーン、入力の選択、デジタルソースの再生や選曲ができる。出力は 15W あるそうだ。

検索してみると大々的に紹介しているサイトが見つかる。300ドル以上で売られていたともあるが、それはともかくとしても韓国では10,000円くらいで売られているようなので、2,000円で買えたのはやはりお得なのだろう。

使ってみると、ラジオはちゃんとクリアに入るし、音も悪くない。ツイータからちゃんと音がでてない気もするが(笑)。FAT32 フォーマットの USB メモリは認識して問題なく再生できたが、Mac で使っている iPhone は駄目だった。

裏蓋を開けても真空管にはアクセスできず、これを交換することはできないと思ったほうがよさそうだ。でもそこそこ大きな電源トランスも入っているし、全体の質感もそんなに安っぽくはないように思える。球に触ってみたらそこそこ熱くなっているので、単にヒーターだけ点いているのではなく、一応増幅回路に組み込まれてはいるようだ。

たぶん、中国ではUSB メモリや SD カードに沢山の曲を入れて(もちろん海賊版として)売ってるのだろう。そういうのを気軽に聴くための機械なんだろうな。でも、ラジオのバンドは日本用にアジャストされているし、日本語のしっかりした取説も付いている。1万円出す気はしないが2000円なら充分ではないか。