2008-01-01から1年間の記事一覧

卓上スピーカー

さて、時間が出来たかと思うと五月雨式に仕事が出来たりしてなかなかまとまった時間がとれず、アンプの製作に取りかかれない。まあ、こういうのは踏ん切りが大事で、腰を上げる意志が何より必要なのだが。 それとは別に、サブで使っているスピーカーのこと。…

2008-08-02

なにかとやることが多くてなかなかアンプの製作はじめオーディオにかかわることができず、この日記モドキも放置気味な今日この頃である。 さて、オーディオという趣味の目的は「いい音で音楽(じゃない場合もあるだろうけど)を聴くこと」に尽きるだろう。で…

レイアウト

808 シングルアンプのレイアウトを考え中。これが決まればあとは作るだけだが、この段階がなかなか難しい。 そもそもオレは美的センスとか空間把握能力が皆無に近いので、かっこいいものははじめから諦めるのは当然として、部品が干渉しないでちゃんと収まる…

PARC Audio のユーザーコーナー

ウッドコーンユニットを作ってる PARC Audio(ドリームクリエーション)のサイトに、ユニットのユーザの感想などが掲載されるユーザーコーナーができたのだが、そこにオレのこの日記での記述も掲載されることになった。 http://dream-creation.jp/user%20cor…

部品調達中

ボーナスも出て春学期もそろそろ終わり。というわけで 808 シングルアンプに着手すべく、部品の調達を始めた。 もともと OPT やチョーク、ソケットなど手持ちの部品は可能な限り流用するつもりなのだが、電源トランスやシャーシなどはどうしようもない。そこ…

6R-HH2

特に何も考えず、単に安いから買った 6R-HH2 だが、なんとなく45シングルのドライバとして ECC88 と差替えてみた。各部電圧は ECC88 とほとんど同じ。内部抵抗が若干高いはずだから実ゲインが少しだけ下がる。あと SRPP なので H-K 耐圧が規定ぎりぎりか少し…

アムトランスのセール

アムトランスのセールがあるので行ってきた。開店とほぼ同時に行ったんだけど、既に団塊オヤジに目ぼしいところは蹂躙されていた。それでも、GEC の KT8C がペア4,000円、タンゴのチョークが2,000円、MAZDA BELVU の GZ32/5V4GA が1,500円、日立の 6R-HH2 が…

サンバレーの試聴会

今回でこういう形態は最後ということで、来年以降は本格的に東京進出らしい。で、細切れのソースでアンプを切り替えながら、というやり方では音楽の総体を知ることは出来ないけれど、あれだけ機種が多いと、何となくの傾向が掴める機会というのも重要かもし…

そういえば

これまた散々いじり回した揚げ句使ってないサンバレーの SV-3 がある。ステンレスの立派な筐体と配線済みのセレクタは使える。基本的な回路は生かして作り直すか。ゲインは要らないから U7 系で設計し直してもいいが、6DJ8 系の球がずいぶん余ってるからやは…

探し物が見つかる

Hickok 600A で WE や欧州・日本独自球をテストするためのチャートが見つかった。ぐぐれば簡単に見つかるのに、どうして今まで気づかなかったんだろうか。 http://dynakam.com/arf_members_web/hickok_data.html これで飛躍的に応用範囲が広がったな。しかし…

消化不良気味

こないだ作ったアンプがどうも納得行かないというか達成感がなく、もやもやした感じが残ってしまっている。苦労した 832APP や先日の GU50/ LS50 シングルは「なかなかよいものを作った」という自己満足が得られたんだけど。 球も部品もそれなりのストックは…

Telefunken LS50

さて、紆余曲折は経たものの45シングルに一段落ついて、なかなかよいものになったと自画自賛しているところだが、これまた思いつきで陸號機 GU50 シングルの出力管を Telefunken LS50 に置き換えることにした。こういう作業というのは勢いがついてるときには…

OPT 換装

かっとなってやった。反省はしていない。 というわけで、SAC の OPT を買って、柒號機 45 シングルの OPT をこれに交換した。James とは全く大きさも違うので、前の取り付け穴が残ってしまってかっこ悪いが仕方がない。購入したのは S-505 という SAC の中で…

出力トランスのテストデータ

いろいろ調べものをしていたら見つけたページ。タイのトランスメーカーのサイトで、なかなか興味深い。自社製品を絶賛するばかりではなく、シングル用の OPT をいくつかピックアップして詳細なテストデータを掲載している。 これをみると James の OPT で負…

ひとまず完了

結局柒號機 45 シングルは入力に 28k と 82pF で 70kHz くらいの LPF を組んで、さらに負帰還抵抗と並列の微分補正コンデンサを増量してみた。その結果発振も止まり、40kHz と 100kHz 周辺にあった派手なピークも相当消すことができた。まだ 20kHz くらいに …

補正と発振さらにさらに

いろいろやって低域発振は退治できて、微分補正のコンデンサを多少増やしても平気になった。しかし今度はボリュームの位置によっては「ピュイ~ン」という何だか懐かしい発振が(泣)。初段はそんなにgmが高くないので安心してたけど、グリッドに抵抗挟んだ…

45シングルアンプひとまず完成

結局今日一日根を詰めて作ってしまった。 最初は見事な発振器になってしまったので、ドライバのグリッドに発振止め抵抗を入れ、さらに初段のプレートとアースの間にマイカコンデンサを挿入してなんとかピーヒャラいうのは止めたが、そうしたら今度は低域発振…

ぼちぼち着手

45 シングルのシャーシのレイアウトを始める。例によって奥澤の弁当箱で、350X250。部品の点数は少ないのだが、ハムバランサやらメタルクラッド抵抗に電源のコンデンサなど嵩張るものが多いので、ちょっとパズルめいた配置になってしまった。 これで明日以降…

電気のこと

原稿の締め切りが明日の朝で、こりゃ徹夜だわいと思いつつ現実逃避。何となく思ったことを。 オレは純粋文系で、大学も文学部だし、電気についての知識は全くない。カリキュラムの所為なのか何なのか、中学で最低限の知識を習った記憶もなくて、オームの法則…

これがありならなんでもありだな

ムンドの140万円するSACDPの中身がパイオニアの2万円のDVDプレーヤだった話はいまだにあちこちで取り上げられてるけど、こういう商売をしてるところもある。 http://www.audiorefer.com/dussun/index.html 値付けは全て本国の4~5倍(例えば V8i が50万)。…

代償行為

新年度が始まって、しかも翻訳の〆切が迫ってたりもして、忙しくてオーディオどころかそもそも音楽を聴く気にさえなれない。物理的に忙しいというよりは精神的な余裕がないというところだ。 そういうときは無駄に物欲ばかりが昂進するものだが、どうも2月あ…

いずこも同じ?

調べものをしていてぐーぐる先生に頼って検索してたら見つけたページ。 "being a perfectionist and being scared are often the same thing" AikidoというSRPPとカソードフォロワを組み合わせた(のかな?)回路のプリアンプで知られているらしい人の古い b…

行って帰る

プリアンプは最近元々の 7AF7 プリの調子がやけにいいのでわざわざ作る気がなくなった。猫の病気で予定外の金がかかってしまったこともある。パワーアンプでは 45 シングルを作ろうと思って部品もあらかた揃ってるんだが、忙しくて手を付ける余裕がない。メ…

論より証拠

考えてばかりいても始まらないので、実際にどういう挙動を示すか試してみよう。で、現用のサブ用プリアンプの A-20 の二次側接続を 125Ωに変更してみた。 確かにゲインが半分になるので、普通にインピーダンス変換できていると考えてよかろう。このプリアン…

UTC A-20 のこと

サブで使っているプリアンプは、7AF7 のカソードフォロワ出力に UTC A-20 を噛ませているのだが、考えてみれば別に A-20 がなくても使えるのである。このプリアンプも自作初期に作ったものに改修を加えて使っているのだが、そろそろ抜本的な改善が必要な気が…

PD-D6続き

というわけで、何日か普通に音楽をこれで聴いている。ほとんどはトランスポートとしての使用である。 使っているうちにちょっと気になったのが動作音。要するに回転音なのだが、静かな曲だと少し耳につく。これを防ぐ方法があるか少し考えてみる必要があるか…

Telefunken LS50

先日陸號機の出力管に起用したのは旧ソ連製 GU50 という五極管だが、そのオリジナルは第二次大戦中のドイツでウルツブルグレーダーのパルス出力管として開発された LS50 である、ということは書いた気がする。 で、そのオリジナルの Telefunken LS50 を入手…

PD-D6

結局パイオニアの SACD プレーヤー PD-D6 を購入した。中古が3万円代前半で売られていたので、これならヤフオクの相場より安いやと。中古といっても発表から1年くらいしか経っていないから、オレが買った個体もきれいなもんである。 さて店からえっちらおっ…

オーディオと理屈とゲーム

mixi にぐだぐだ書いてたら長くなったのでこちらにコピペ及び加筆。 いい音なんてものがあくまで主観に依存する幻想なのは当然として、特性をよくする手段ってのは理屈である程度考えられる。真空管アンプでいえば、内部抵抗が低く直線性の優れた球を使えば…

ウッドコーンのこと

リクエストがあったので、Parc Audio のウッドコーンユニットについて書いてみよう。オレが使っているのは10cmの DCU-F121W というモデルで、スペックについてはリンクを参照のこと。箱は Tang Band の10cm竹コーンユニットのために作った8リットルくらいの…