論より証拠

考えてばかりいても始まらないので、実際にどういう挙動を示すか試してみよう。で、現用のサブ用プリアンプの A-20 の二次側接続を 125Ωに変更してみた。

確かにゲインが半分になるので、普通にインピーダンス変換できていると考えてよかろう。このプリアンプは 7AF7 のカソードフォロワだからそもそもトランスの一次側負荷も600Ωくらいなので(動作点における gm に依存するから概算)、こうなると二次側の出力インピーダンスは150Ωほどであり、かなり低い。実験だからやってみるが普段使いにはあんまり良くない気もする。

しかし、この状態だと音のダンピングが増して不純物が減ったような感じでまことに具合がいい。うーむ。何が正しくて何が正しくないのかさっぱり分からなくなってきたぞ。