ひとまず完了

結局柒號機 45 シングルは入力に 28k と 82pF で 70kHz くらいの LPF を組んで、さらに負帰還抵抗と並列の微分補正コンデンサを増量してみた。その結果発振も止まり、40kHz と 100kHz 周辺にあった派手なピークも相当消すことができた。まだ 20kHz くらいに 0.3dB くらいの山が残っているが、これでひとまず完了とする。もっと補正を効かせてやることも可能だろうが、今度は落としたくないあたりにディップができそうな予感がするのでこの辺にとどめておこう。回路はこんな感じ。当初より補正が増えただけだが。

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周波数特性(0.5W)はこうなっている。

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ゲインは 27dB くらい、NF を約 6dB かけて DF はほぼ5。数字は数字であってそれ以上のものではないが、まだ音質的にはブラッシュアップできる余地はある。ただ勢いに乗って下手に弄るより、時間とともに音も変わってくるところもあるからしばらくこのまま置いておこう。