2006-01-01から1年間の記事一覧

へんなモノ続き

一昨日作ったへんなモノだが、ジャンク箱からサルベージして使ったヒーター DC 点火用のブリッジダイオードがやはりアレだったらしく沈黙してしまったので、新しいダイオードを買ってきた。飛んだダイオードは高価な A&R の SBD だったが、買ってきたのは100…

なんだろうコレ

勢いでこういうものを作ってしまった。 プリアンプ、と呼ぶにはこれ自体にはボリュームもセレクタもなく、ゲインがあるからバッファアンプでもなく、なんと呼べばいいものか。回路としては 6SN7 の一段増幅+カソードフォロワで、UTC A-20 を介して出力してい…

音が出ない?

nOrh は無事お嫁に行って、嫁ぎ先でも喜ばれてるようで何よりである。SA-3 についてはまだ態度を決められない。 そんな中、300B アンプの NF 抵抗を若干小さくしたりして*1つないで音を出したら右チャンネルから音が出ない。どっか配線でもおかしくなったか…

蔵出し

ええと、nOrh Classic 7.0 ですが、お譲りします。とてもいいスピーカーだし気に入ってるのだけど、Lowther と両方置いておく場所がないので、だったら使ってくれる人にお嫁にいった方がいいかなと。特に傷や汚れもなく元箱付き送料込み60,000円でいかがでし…

調整

300B アンプで色々な音楽を鳴らしてみて、気になったところを調整。 フィラメントの整流部に挟まっている抵抗を 0.6Ω(1Ωと1.5Ω並列)に変更 NFB を増やす ドライバと出力段の間のフィルムコンデンサの容量アップ てなところである。まず 1. については結果…

回路図差替

回路図を Bsch を使って書いたものに差替えてみた。まだ使い方がよく分かってないので拙いが、手書きよりは大分見やすいのではないか。

6AC7

で、一番簡単にできる実験として、初段を 6AC7 (RCA) に変更。おお、こりゃええわい。感度が大幅に上がるせいもあって音が闊達になり音場感が出る。5693 で多少気になっていた点がほとんど解決された。さすがにノイズレヴェルは高くなってしまうが、この音に…

大完成

というわけでここは一大決意でアースラインを全部見直す。あらためて眺めてみるといい加減なもので、無駄な支流がたくさんある。そこで脈流の大きなところと小さなところ、信号系と電源系をきっちり分けて最後のアースポイントで合流するようにしてみた。結…

一応音は出るけれど

どうもグリッドチョークに問題があったらしく、普通の CR 結合にしたらなんとか落ち着いた。で、一応音は出るもののノイズがひどくとても聞いていられない。ボリュームとは無関係で左右均等に出てるから、電源部でどっかアースを落とし忘れてるとかそういう…

配線まで

とりあえず配線を終了。あとは CR 類をくっつければ完成のはずだ。 基本的にアースラインが定まれば配線なんてのは終わったも同然なんだが、どうもそこの取り回しがうまくない。一応これでアースループができたりはしてないはずではあるのだが。 今日は疲れ…

塗装、部品組み付け

ここまでできた。部品の組み付けと AC 周りおよび 300B のフィラメント配線まで。 トランスがあまりに重く、裏返すのも一苦労。シャーシが重さの割りにやわなのが誤算だった。 それと 300B のフィラメント電圧が思惑よりずっと低く、これでは抵抗値を考え直…

シャーシ加工

一応穴あけ完了。 横着をして電源トランスの穴が開いてるシャーシを買ったから大分楽だったが、それでも 1.5mm のシャーシの穴あけは結構骨が折れる。ちょっといいドリルの刃を買ったからずれはかなり減ったがそれでもまだ穴のずれがあるのは、そもそもポン…

レイアウト考え中

部品が揃ったので、アンプのレイアウトを考えてみた。実際にシャーシにトランス類を並べてみると、レイアウトに凝る余地などほとんど残されていない。限られたスペースにいかに効率よく押し込むかってだけの話だ。 で、とりあえず以下のような形態に仮決定。…

トランス換装

初号機 45 シングルで Lowther を鳴らすとどうも低音が中抜けしてしまう。具体的にはバスドラやベースラインが不明瞭で、箱の共鳴周波数あたりでぼわぼわ鳴ってるのが聞こえてしまうのである。一方、零号機の低音がなかなか充実していることを考えると、これ…

プリアンプのこと

ここんとこ学期末が近づいて何かと忙しく、ゆっくり音楽を聴く気にもなれないしまして機械いじりをする気力も湧かない。そんな中、時々メインで何かを聴いていて気になるのはプリの残留ノイズである。たとえばオレの作った初号機( 45 シングル)などはなか…

指向性

PM6A というユニットは、横方向の指向性はそれほどシビアではないんだけど、縦方向ではがらっと変わってしまう。立ち上がると高音がまるで聞こえなくなるくらいだ。ウイザーコーンの指向性が厳しいのかしら。 ので、軸上にホットスポットがあることが理想的…

巡り巡って元の鞘

いろんな球を差して実験していた零号機だが、結局は EL32 で落ち着いてしまった。もとはといえば 6V6 が前提のアンプだったから、電圧や電流の具合がこのあたりでちょうどいいみたい。三結にしているのでプレート電圧はスクリーン耐圧に規定されて 250V とい…

実験くん

しばらく鳴らしているうちに多少落ち着いてきた Lowther だが、やはりまだ高音が耳につく。非常に上流の変化に敏感なのは分かったので、ここは手持ちのアンプをつなぎ換えながら具合を見てみよう。 というわけで SV-2、零号機(6G-B8 シングル)と初号機(45…

とりあえず

最後に聴いていたのが SACD だったのを忘れて、SACDP 内蔵 DAC で通常CDを聴いていたのだった。 DAC を dAck! に戻したらうるささが当社比半分くらいになった。これなら対策のしようもあるというものだ。 逆に言うと、今まではこの両者がここまで違うとは認…

残念ながらというか当然というか

ひとしきり零号機で遊んで、カソード抵抗を大きくして S11E12/ CV4060 を差したりしてそれなりにちゃんとした音がするので安心して、サブのアンプを壱号機(45シングル)に戻した。うーん、やっぱり大分レヴェルが違う。コストも手もずっとかかってるから当…

松下 6CA7

最初ダメだと思った 6CA7 だが、ちょっとしたうっかりミスのせいで動作条件がかなりずれていたのを修正。そうしたら俄然実力(の片鱗)を発揮。所詮こんな低い Ep ではたかが知れているのだが。6G-B8 だとかなりバイアスが浅くなって高感度過ぎるからこれく…

サンバレー試聴会

体調の悪い中、ようやくサンバレーの試聴会に行ってきた。特にお目当てがあるというより、いろんなアンプの音を聴いてバランス感覚の評価軸の一つを保全するため、であろうか。事実、自分の好みが凝縮された音に向いているのを再確認した。そのせいか、ALTEC…

昨日届いた CD

昨日から夏風邪で寝たり起きたりの状態で、今日は仕事を休んでしまった。そんな中、いくつか CD が届く。 まず This Heat Box! ReR に注文してあったのがようやく出たわけだ。この内容で送料込み45ポンドは安すぎる。長らく買えなかった音源をこうやって入手…

うむむ

最近忙しくてほとんどメインに火を入れていなかったのだが、今日久々にゆっくり音楽を聴いてみた。 ……なんかネガばっかり耳につく。低音はボンついてるし中高音は平べったくてラジオみたいだし、つながりが悪い。こうなっちゃうとダメなんだよね。何が悪いの…

205-8A さらに

机の上に置いてる 205-8A バスレフだが、かなりこなれてきたのかとてもいい感じになってきた。HiFi 用途で設計されている Fostex よりも、人の声を明瞭に再生することに特化した Altec/EV の方が音楽再生という点でも耳に馴染みやすいのが面白い。 どうも Al…

PM6A 届く

ドイツから PM6A が届いた。はええなオイ! リコーン済みで端子なども交換してあってとてもきれい。シリアルは少し離れているが、マグネットやフレームの形状は同一だから問題はなかろう。早速裸で鳴らしてみたが、両方ちゃんとびびったり歪んだりしないで音…

箱決定

Lowther の箱だが、自分で TQWT の箱を作る方向に傾いていた。しかし、たまたま検索していて見つけた木工工房で、とてもきれいな製品をかなり安く作っているのを発見。木工房もっこすというところ。やってる人の本業は彫刻家らしく、ということは技術は確か…

205-8A 続き

しばらく鳴らしっぱなしにしていたら、予想通り低音が出てきた。量的にほぼ不足はないし、FOSTEX よりもロックっぽい低音だ。曖昧な表現だけど。声もいいし、なかなか気に入ったぞ。もっと高いユニットだともっといいのだろうけど、こういうのは安いことに意…

オークション

で、Lowther 資金を捻出すべくオークションにいくつか出品中。ものは Ella、ウエルカムの 2A3 アンプ、カインの真空管バッファ CDP。どれもお安く出してますんで、興味を持たれた方はご覧下さいな。

次回作妄想

あと2か月頑張れば夏休み。ということで、仕事の合間の現実逃避として休みに作るアンプのことを考えている。ここは一つ 300B にチャレンジ! ということで、今考えてるのは EF37A→WE329A→300B という三段構成。EF37A は利得が高い(というより 310A 近似)の…