なんだろうコレ

勢いでこういうものを作ってしまった。

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プリアンプ、と呼ぶにはこれ自体にはボリュームもセレクタもなく、ゲインがあるからバッファアンプでもなく、なんと呼べばいいものか。回路としては 6SN7 の一段増幅+カソードフォロワで、UTC A-20 を介して出力している。整流管は 6V4/ EZ80。ボリュームやソースの選択はリモコンのある OBH-12 にまかせるという寸法である。

実験的に一切シールド線を使わずに作ってみたが、気になるノイズはない。信号の通り道は抵抗やフィルムコンデンサを除けば銀の単線である。最初は上も下も出ず、こりゃ失敗したかと思ったが、時間とともに帯域が伸びてきた。まだ評価中だが、なかなか生々しい勢いのある音で悪くないような気がする。シャーシが小さいので実装密度がえらく高くなってしまい、あんまりいじりたくないんだよな。