サンバレー試聴会

体調の悪い中、ようやくサンバレーの試聴会に行ってきた。特にお目当てがあるというより、いろんなアンプの音を聴いてバランス感覚の評価軸の一つを保全するため、であろうか。事実、自分の好みが凝縮された音に向いているのを再確認した。そのせいか、ALTEC の DS912-8A に好感を持ったり。この製品自体はいかにも SR 用で大きなウーファーと組み合わせることを目的とした箱だから、ユニットとしてはもっと大きなバスレフ箱でゆったり鳴らしたら好結果が得られそうな感じではあるが。ただどうしても上が足りないので、ツイータを足す必要はありそうだけどね。

アンプには特に新製品はなく、シングルと PP の比較などは面白かった。個人的には JB2A3 が面白いと感じられた。 Stirling 程度の能率のスピーカーで大音量だとさすがに頭打ち感があるが、音色自体はよかったよ。オレはやっぱり 2A3 が好きらしい。

懇親会での抽選ではやはり何も当たらず。お約束である。

ところで同じ会場で開催されていた MJ のフェアだが、あれで入場料取るってどういう了見なんだろう。出展してるのは6社、しかも一つは出展を取りやめていた。そのうち音を聴く意味がありそうなのは SD サウンドと専科くらい。わけの分からないアンプを法外な値段で売る商売をいまだに続けてるメーカーがまだあるんだな、という感想。もちろん人はほとんどいない。意味のまったく分からないイベントだった。