LME49710

やはり電源電圧 6V の CARAT-RUBY では OPA627BP には役不足であり、素直に低電圧で動くオペアンプを使った方が利口そうだ。しかしただ AD817 に戻すのではつまらないので、2.5V から動くもっと世代の新しい LME49710 を入手し、これに交換した。デュアルの LME49720 なら秋月でも売ってるんだが、シングルの 49710 はちょっと探した。

結果としてゲインは元通りたっぷり取れるようになった。音質的にも AD817 よりは張りのあるつややかな音でよろしい。OPA627BP と比べてどうかということになると、中音以上の音色は 627 の方が良いけど、627 はやはり電圧が足りずゲインが足りないことからか低音が軽く、CARAT-RUBY で使う限りやはり低電圧の LME49710 のほうが何かと具合はよさそうだ。

しかし OPA627BP が同一ロット4個ずつ浮いてるんだよな。使い道を考えないともったいない。単段プリアンプでも作ろうかしら。