Bront〓 続き

購入した Brontë SACD Player であるが、しばらく使っているうちにどんどん良くなってきた。元々のシステムがワイドレンジじゃないから、楽器の音や人の声がどれほど俺にとってリアルに聞こえるかがポイントなのであって、そういう目的にはかなり合致しているように思える。当初高音よりに感じられたが、なかなか低音もがっしりと充実している。こうなると通常の CD を聴く際に今まで使っていた DAC よりもこのプレーヤーのほうが音がいい。ツボを抑えてる感じ。

もちろんハイエンドとは違う世界であって凄いものがたくさん世の中にあるだろうことは理解しているが、俺にとっては高価な買い物だったし、それが気に入ったというのは幸せなことである。

なおキモである Philips のメカだが、予想通り(代理店も言っている通り、でもある)読み込みは遅い。SACD を読み込むまでには10秒位かかる。それでも SACD から CD-R まで、読めなかったディスクは今のところないので必要な信頼性は確保されているといえよう。PD-D9 みたいに5年使えればいいと考えて、5年後にはおそらく SACD なんて絶滅してるだろうから、その時どうすればいいかを考えればいいか。この歳になるとそれまで生きてるかどうかもわからないし(笑)