Maverick Tube Dac 小変更

以前書いたように、Maverick の Tube Dac は音はいいのだけど、ゲインが高いのとボリュームがステップ付きで微妙な音量調整が出来ない点に難がある。そこで色々考えていたのだけど、ゲインを下げるのは基盤に余裕がなくて手を入れるのがちと難しい。ボリュームをよく見るとBカーブで、そりゃあ音量の調整がしにくいわけだ。なのでこれをステップのないAカーブに変更すれば実用に耐えるようになるのではないかと思い、該当するボリュームを買ってきた。奮発して東京光音の 2CP601 である。これも随分高くなったなあ。

元のボリュームを外して 2CP601 を装備したが、大きさ(特に奥行き)が違うのでかなり無理矢理になったものの何とか押し込む。ヘッドフォンジャックがうまく固定できないのと、元からついていたボリュームノブが使えないので別のを使った所為で見た目が間抜けになったが、どうせヘッドフォンなど使わないし、見た目は気にしないことにすれば問題なし。この変更で、何とか微小音量の調節が可能になり、アンプとの間にアッテネータを挟む必要がなくなった。ボリュームが高級になったのと信号系統が単純化されたこととで多少音も良くなった気がする。これで使うこととしよう。