もうちょっとクロスオーバー

しばらく聴いていたが、ツイータの下を切るコンデンサが 0.47uF でもまだうるさい。0.22uF をパラで接続してもあまり変わらないので、実験的に 1.5uF にしてみた。手持ちがこれしかないからである。

どうせだめだろうと思っていたが、これがなかなかいい。カットオフは 13.3kHz くらいになるはずで、6dB/oct だからツイータの f0 あたりまでだら下がりで出てる計算になるし、ここまで下げるとツイータから出てる音も何の音だかはっきり認識できるくらいなのだが、リスニングポイントまで離れて聴くと全体がスムーズでむしろ柔らかくすら聴こえる。不思議なものでこうなってくるとそろそろ理屈ではよく分からない。2uF を使って 10kHz まで下げてみるとどうだろうとかツイータを逆相にしたらどうなるかなど、まだ実験してみるネタはありそうだ。結局 PM6A はスペックほど高い音が出てなくて、ツイータで肩代わりしてやった方が結果がいいということなんだろうかねえ。