リトルバスターズ!Original Sound Track

http://key.soundslabel.com/discography.htm

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初日に死にそうな思いをして買ってきたのに、今日の午後に行ったら並ばずに買えたなんていう話もあってがっくり。さらに今月中には公式通販も始まるらしいとかで二度がっくり。

内容としてまず気になるのは、やはり『Song for Friends』『雨のち晴れ』『Little Busters! Little Jumper Version』のフルコーラスだろう。どれもいい曲なんだが、クリアしたあとの Little Jumper Version の破壊力は甚大だ。一方好きな曲なのに『雨のち晴れ』は録音が変に聴こえる。ピアノの音が(サンプリングであることを差し引いても)変だし、最後の一人コーラスも歪んでいるように聴こえる。これはもったいない。

その他劇伴曲では、新しく加わった作曲家の割合が高いことから所謂エレクトロニカ的な楽曲が多く、ミニマルだったり『何も起こらなかった世界』のようにさらに抽象化された楽曲があったり、今までとはかなり違った印象。ライナーを読むとポストロック的指向性が伺えたりしてよい。音響面でも色んな実験をしているのでオーディオ的にも楽しい。曲によっては生楽器中心の方がより映えただろうと思われるものもあったが、弦なんか雇った日には一曲で全曲分の予算使いきりそうだしな。

まあ、これもゲームをやってない人には関係ないものではあるし、シリアスな音楽と比較してどうといえるものでもない。こういうのを聴きながら脳内で本編を再生するためにあるものだから。

そういえば掲示板にそれなりにアクセスしてる人はいてくれるみたいなんで、なんか書いてくださいよー、と言ってみたりする。