そんなこんなで

NP-126 を買っちゃったんだが、買っちゃってから思い立って現用のプリアンプに手を入れた。元々は 7AF7 の一段増幅+カソードフォロワで、初段とカソードフォロワ段の間にコンデンサが入っていてカソードフォロワ段は自己バイアスという構成であった。それを電圧の配分などを見直した上で直結にしてみたわけである。負帰還も外した。したがってコンデンサや抵抗が大幅に減った。

音を出すと、こっちの方がまるでいいではないか。クリアかつ元気のいい音だ。おそらく今までは複雑な構成のどこかで問題があったのだろう。オレの自作レヴェルなら Simple is Best である。作った時はあまり経験値がなかったわけだし。こんなことなら NP-126 を買う前に手を付けておけばよかった。この音ならボトルネックと感じられることもない。まあ、たぶんまたそのうち気が変わるから、NP-126 は塩漬けにしておいてプリアンプを変えたくなった時に使えばいいや。とりあえずこのプリアンプは固定にしておいて色々と試してみることとしよう。