いちおう完成、かな?

秋葉原へ行って、大きなブリッジダイオードと UZ ソケットを買ってくる。ダイオードは35A800V という巨大なもので、秋月で250円。UZ ソケットもまだ安価で普通に売っているのを改めて見つけたので一安心だ。

で、今日の作業は

  • アースの見直し
  • 2A3 の直流点火用ブリッジダイオードの交換
  • ドライバを 77 の三結に変更

の三点。まずアースラインを見直したことでハムは大分減らすことが出来た。まだ音楽が鳴っていない時には聞こえるし、シャーシに触ると減ったりもするので更に減らすことは可能なはず。どこかでループしちゃってるのかなああ。それでも気にしなければ気にならないレベルにはなった。

次のブリッジダイオードの変更によってフィラメント電圧が 0.1V くらい上がり、まだ 2.5V には届かないが誤差の範囲と主張できなくはないくらいにはなった。最後のドライバの変更は、元々そのつもりで作り始めたのに UZ ソケットの手持ちが切れていたために US オクタルソケットをつけて使っていたので、本来の意図の通りにしたわけだ。初段が 76 なので形も番号も揃って美しいのではないかと。77 や 6C6 は三結で使うと6J5 あたりとほぼ同じような特性になるのである。少しだけ電流を食うかな、くらい。

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音はというと、いい意味での元気さが加わったのと、明らかに帯域が上に延びた点で成功であった。このあたりが大体意図した音に近い気もするので、とりあえず弄るのはこれで打ち止め。あとは時間経過によって変わってくるところもあるだろうからそれから考えればいい、ということで。