405-8H

夏休み最後の工作として、EV(旧 ALTEC)の 405-8H を使ったバスレフの小さなスピーカーを作った。14mm 厚のパイン集成材を使い、10リットルくらいでバスレフポートは 70Hz くらいのところで。

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仕上げなどはいい加減だが、じっくり見なければそんなに悪くないんじゃなかろうか。東急ハンズのカットはあまり精度が高くなく、その点も割り引いて考えないと。音はというと、これがかなりよろしい。特に中低音の充実が著しく、人の声のリアリティなどがシナ合板箱の 205-8A と比べて大幅アップ。適当に作った割には低域がぼこぼこしたり洞窟みたいな音がしたりということもない。一方高音が少し物足りない気もするが、これはエージングとこっちの慣れで受け取り方も変わってくるのではないかと思われる。

スピーカーを作るのも楽しいのだが、なにしろ置き場所を食うので色々作って実験するというわけにはいかないのが難点だな。