測定

で、どういうわけかオシロと日本オーディオの測定器が持ち込まれていたので、オレのアンプを測定してもらった。結果を以下に記す。

  • 出力は THD=10% で 8.5W。実際に10%も歪んでたら聴けたものではないが、7W で 4.2% くらい。実質 Ep=340V, Zp=5K にしてはまあまあか。
  • f特は、下は 10Hz を優に下回り、上は 70KHz で -1.6dB。
  • 残留ノイズはヴォリュームを絞って 0.7mV。
  • THD は 1K, 1W で 0.7%。
  • ゲインは約 29dB。

というわけで、かなりハイゲインな割にはローノイズだし、周波数も上下ともよく伸びているし、歪率も実用範囲で 1% 未満だから、測定値としてはなかなか悪くないのではなかろうか。オシロで方形波を見ると少しトゲがあるので、これは NF の位相補正で対応すべきだな。

なんにせよやっぱり測定は大事だ。音以前にまともに動いてることを確認することにはとても意味がある。測定器はあまりに高価だが、オシロくらいは欲しいなあ。