さらに DPF-7002 のこと

さて、この DPF-7002 はヤフオクで買ったものだと昨日書いたが、売り主がアナログ出力端子を少しいいものに交換している。交換はいいのだが、線のハンダ付けを左右間違えてやがったので、RCA ケーブルを左右逆にしてやらなければならない。が、これをややもすると忘れてしまって、「あれ?」なんて思うこともあるわけで、この際だからそこを修正することにした。

が、筐体を開けてみると基盤を外さないと出力端子にたどり着けない構造である。で、この基盤を外すのに、フラットケーブルを外すのがなかなか面倒だ。そういう面倒を押してせっかく基盤を外したのだから、勢いでバッファのオペアンプを交換することにした。幸いにして 2 in 1 基盤に装着した OPA627BP が2組余っていたのでこれを使うことにする。元々ついていたのは NJM4558D だから価格にして20倍くらいである (笑)。作業そのものはなんていうこともない。スッポンが1本あれば元のオペアンプを破壊することもなく可能である。フラットケーブルを差し直す方がずっと面倒だ。

検索してみると電解コンデンサを OS コンにしてみたり色々やってる人も多いみたいだが、とりあえずはこれだけにしておこう。で、OPA627BP に交換した音だが、やはり刺激が取れて太い音になる。これだけで音に高級感が増すんだよね。これが OPA627BP の特徴で、今回もそれが発揮されたということだ。