今日買った CD

イーノの Music for Aiports を人力で演奏するというコンセプトのアルバム。エグゼクティブ・プロデューサーにフィリップ・グラスの名前があったりする。なるほどこうなるのか、という感慨もあるのだが、妙に気持ちいい。

今となっては本家のイーノだって人の手による作品というカテゴリに入ることは変わりないのだが、テープの切り貼りを人間が再現することで微妙な揺れというか手触りというか、そういうものが付加されて、暖かみのある音楽になっている。それがイーノの意図と合致してるかどうかはまた別問題かもしれないけど。脈絡は余りないが、なんとなくフリップ/サマーズのデュオを思い出したりした。なんにせよ、特に何も考えずに買ったものなのにとても気に入った。しばらく愛聴盤になりそう。

ちなみにわざわざアナログレコーディングを採用したりしていて、録音にもとても気を配っているので、音質は最高。