845M

何日か前の大橋さんの日記で Golden Dragon 845 Premium という球が紹介されていたが、要するにこれは曙光/ SuperTNT のメタルプレートだ。で、気になって SuperTNT のサイトを見てみたら、どうやら新製品への切り替えらしく曙光工場直出しの 845C という型番のものが大安売りされていた。ものは同じだがマッチングやエージングを SuperTNT のものほど厳密にやってないという程度のものらしい。で、注文。

それが今日届いた。でも同梱の測定シートを見る限りマッチングは取れているし、箱にはしっかり 845M と書いてある。違いはよく分からない。まだまっさらの新品なので、本来はヒーターだけ通電してエージングした方がいいのだろうが、オレのアンプにはスタンバイスイッチもないし開腹してプレートへの配線を外すのも面倒だからいきなり通電する。物凄く明るい。845B よりさらに明るい。

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そういうわけでまだ音の評価は確定できないが、今のところの印象では 845B よりも重心が低く厚みがある。結果、やや暗めの音調に聞こえる。845B で感じられた張りつめた印象は後退して余裕のある音に感じられる。どちらが好きかと言われればこちらの方が好きだなあ。

ただ、プレートが赤熱する。特に問題はないのかも知れないがあまり気分は良くない。金属プレートなので熱伝導がよすぎたりとかそういうことなのかしら。