nOrh マニア

というわけで届いたものはこれである。

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これで nOrh 3.0 は三種類全て揃ってしまった。ちなみに当初はしばらくオリジナルのユニットで聴いているつもりだったのに、どうも片方のユニットが最初からいかれてるようで音が出ないので急遽 SA/F80AMG に交換してしまったのである。一応代わりのユニット送れやゴルァとメールは出したけれど。組み上げてからテストしてないのかしら。

なにしろ予想よりでかくて重い。スパイク込みの高さが29cm、直径が23cm くらい。内容積も6リットルあるので、他の nOrh 3.0 の倍以上だ。天然大理石だけに重さは片方で13kg。底面にバスレフポートがあるのは Prism と同じ。9.0と同じスタイルのグリルがカッコイイ。このグリルもベースの材質が金属で高級感がある。

この状態での音はというと……スゲ! 厚みと情報量が同居してとても品位の高い音だ。ピアノの音なんてほんとにいい。低音も、樽も豊かな低音なのだが若干膨らみ気味で、バスドラとベースが混じっちゃうようなところがあるが、これだとバスドラのキックがちゃんと聞こえる。低音については底面と床面の距離で制御できるわけだから、スパイク受けで遊んでみよう。また、箱が全く鳴らないせいなのか、能率は同じユニットを使った場合の樽より低く、ボリュームを少し上げないと同じ音量にならない。

というわけでこれはとてもいいものだ。キシリアさまに届けたくなるくらい。普通の 3.0 と 100ドル差でこの箱が手に入るのが凄い。なんだかすっかり nOrh マニアだが、安くて良いものを作ってるんだから仕方がない。これなんて、置物としてだって価値があるよ。

で、リクエストにお応えして、スーパーツイータを乗せてみる。乗せただけだけど (笑)

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