Ack! Indutries dAck!

3月1日にちょっと触れた Ack! Industries dAck! だが、最新バージョンはちょっと高価で買えないと思っていたら、Audiogon で安くオークションに出ている旧型を発見してしまい、気軽に入札したら reserve に届かなかったし、まあいいやと考えていた。そしたら出品者が「あんたの入札額は reserve に近いから、あんたが入札した値段で売ってやるよ」と言ってきた。こりゃ買うしかないではないか。……というのが「仕込んだ」ものである。

という経緯で購入したものが今日帰宅したら届いていた。オレが購入したのは version 1.2d と基板に書いてあるもので、1年くらい前のもののようだ。この DAC は、以前も書いたが楠 DAC のアイディアを基本にした NOS DAC で、バッテリー駆動が特徴である。DAC チップは TDA1545。Audio Asylum あたりではかなり熱狂的なファンがいるようで、これの音が Dack! shock と表現されていたりもする。こんな感じのものである。オレはほんとに写真が下手だな。

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右奥に覗いてる黄色いのは Auricap である。大きさは幅 19cm 奥行 15cm とかなり小さいがずっしり重い。重さのほとんどは電池である。電池の都合で連続稼働時間は4時間以内が望ましいとマニュアルに書いてある。したがって、デジタル系は通電しっぱなしがいいという定石が通用しない。入力は同軸のみ、出力はアンバランスのみとごくシンプル。

それで音はどうかと言うとまだ聴けていない。パワーアンプのヒューズが飛んじゃったんである。スローブローなので案外売ってない。秋葉原に行ってる暇もなく、仕方なく通販で調達したので届くのは早くても明後日になってしまう。つうことで音が聴けるようになるのを悶々と待とう。