低音

で、そんなこんなの状況でラフマニノフ交響曲3番 (ヤンソンスサンクトペテルブルグフィル) を聴いてるが、この CD こんなによかったっけ、てな感じだ。なんだかもこもこしてごちゃごちゃな印象のある録音だったんだけど、今はとても気持ち良く聴けている。いろんな積み重ねが形になりつつあるのなら嬉しいことだ。こういうのってえてして一夜の夢のごとく次の日には消え去ってしまうものなので。

この曲は大太鼓がけっこうどんどこいってるわけだけれども、その「ズシーン」が気持ちいいね。こういうのを聴くと、無理して大きめのスピーカーを買っておいてよかったと思える。古い人間なので、このような蹴飛ばされるが如き音圧もオーディオの快感のうちなのである。