Dynamicap

DIY Hifi Supply のアンプのために買った Dynamicap が届いた。Parts Connexion で買ったのだが、Michael Percy Audio で買ったものと印字が違う。今回買ったのは印刷かスタンプみたいだけど Percy Audio のは手書き。手書きの方が風情があっていいなあ。その他に違いは見当たらないけど。

で、今回はアンプ用の他に DAC-3 用にも 0.1μFのを買っておいた。信号部に入ってるフィルムコンデンサは 0.1μF のが二つだけなので交換するのも楽だと思ったわけである。で、実際簡単に交換できたわけだが、驚いた。透明感が数倍向上して、音場の奥行が圧倒的に出てきた。まさかここまで良くなるとは思っていなかった。Dynamicap 厨のオレだが、経験上最大の改善。OPA627BP と Dynamicap で武装した DAC-3 の能力は相当なものだと思う。

ちなみにこういう部品の交換をした時に試聴に使うのは Great Piano Concertos (Coll)ラフマニノフ真月譚 月姫 Original Sound Track2-Moonlit Memoirs〈初回限定盤〉だったりする。前者は大好きな曲と演奏だがあまり録音が良くない。逆に言えばこれがうまく鳴ればもっと録音が良い奴は問題ない。今回のことで言えば、ピアノの歪み感が減少し、音に芯と透明感が両方出てきた。後者はいろんな要素が入っていて、弦楽もピアノも打ち込みも何でもあるので様々な側面から音のチェックができる。サントラには珍しく音質もなかなか良いし凝った効果が多く使われている。大森さんのソロアルバムと思えば。