シンプル・イズ・ベスト?

M160RM のエージングもかねて、アンプを取っ換え引っ換え聴いているわけだが、今のところ一番いいのは 2A3 シングルとの組み合わせでしかも直結である。高能率の小口径ユニットだから球のシングルアンプと相性がいいのは何となく分かるが、帯域も十分だし迫力もいっちょまえに表現できる。どうもマッキンと JBL の組み合わせよりも好みかもしれない。

こんなことならユニットを買ったときにとっとと作っておけば余計な出費をせずにすんだのに、とも思うが、そうしたらきっと「マッキンが欲しいなあ」と思い続けていた気もするし、そもそもオレの好みはころころ変わるので、現時点ではこの音がいい感じだということだ。16cm 同軸のスピーカーに三極管シングルで無帰還、間に挟まるのはボリュームだけ、という枯れきったような組み合わせだが、こういう音がいいと思えることもある。