真空管というもの

昨日 stream-cube の中の人と話していて、最近マッキンの石にしたといったら「もったいない」という反応が帰ってきたのが気になって、メインアンプをちょっと ST-70改 に戻してみた。プリアンプは C26 のまま。プリアンプが強力になっているせいか、以前とはだいぶ印象が違い、繊細さが感じられるようになっているし、定位がはっきりしている。その点では正直マッキンよりいい。オケのトゥッティが多少混濁するのは仕方がないか。

どうもオレの好みだと ST-70 の方がいい気がするので、しばらくこちらで聴いてみよう。サブには 2A3 シングルが復活。小音量なら Dynaudio Audience 42 が問題なく鳴る。結局 ST-70 はオレの耳で好みの音がするように追い込んだアンプだから、これが耳に心地いいのは当たり前かもしれない。アップグレードって何だろうって話だよな。