工作の日

今日は個人的に工作の日。まず TU-870 の入力セレクタとボリュームを取っ払い、入力端子を交換し、カップリングコンデンサを元の 0.022μF から 0.1μF に変更する。どっちみちパッシブプリ経由で使ってるのでボリュームもセレクタも音を悪くするだけで無用である。入力一系統になるので、元のしょぼい入力端子を基板ごと取っ払い大型のものに交換して、シールド線を端子からメイン基板へ直接接続する。回路図を見たところボリュームを外して直結するだけでよさそうなので簡単な作業だった。ボリュームのなくなった TU-870 ↓

見た目が間抜けになるのでフロントパネルを何とかした方がよさそうだなあ。音の方は、カップリングコンデンサの容量増大で低音が豊かになり、ボリュームとセレクタを取り払ったこともあってか妙にリアルになる。いい感じだ。

それから Stereo70 のドライバ段のコンデンサを、スプラグのオレンジドロップから東一のビタQに交換。オレンジドロップは見た目はいいのだが音が好きじゃない。なんかかさかさして平板。ビタQに交換したら、まだエージング段階なので高音がつまりぎみだが、明らかに音場が広くなり、ボーカル帯域が自然になる。これで時間が経って高音が伸びてくればかなりよさそう。東一のビタQはコストパフォーマンスも含めて世界に誇れるコンデンサなんじゃないだろうか。ちなみに見た目↓

うーん、大分地味になってしまった。