休日

ということで、前から気になっていたプリアンプのノイズをなんとかすべく開腹手術。半田付けをチェックしてみると怪しげな箇所がかなりある。もう少し慎重に半田付けをしていれば後で苦労することもないんだけど、オレはとにかく半田付けが下手で雑である。入出力ジャック関係を中心に半田を盛り直し、余分な芯線を切ったりして修正。

結果として、ノイズは全くなくなった。オレみたいな下手糞は改造がどうとか言う前にまずきれいで確実な半田付けができるようにならなければならない。そこで連休の工作に初心に帰ってエレキットの小さな球アンプを作ることにした。この間ヤフオクで買ったラックスの古いアンプはさすがに古すぎてノイズも多いし接触不良が目立つので、まともなサブのアンプを探してたのだが結局手頃なものがなく、ある意味王道の TU-870 を作ることにした。以前持っていた TU-877 を置いておけば良かったんだがまあ仕方がない。

ところでプリアンプだが、所詮安いキットなのでボリュームがかなり安物で、回すとノイズが出るしギャングエラーもけっこうあって、小音量ではバランスが悪い。ということで Creek のパッシブプリを前段において、音量や接続切換はこちらでやることにして、球プリは増幅のみをまかせることにしてみたら、明らかにこちらの方がいい。どうも球プリはボリュームを絞っていると高音が相当曇ってしまうようだ。インピーダンスカーブの関係なのだろうが、ボリュームをちょうど12時あたりにするといちばん高音がすっきりしていい感じになる。というわけでパッシブプリと球プリを同時に使うと、リモコンもテープモニタも使える球プリのいっちょ上がりということになるのであった。本当は球プリのボリュームをアルプス辺りのまともな奴に換えればいいんだろうが、基板直付なんでサイズが合わないとうまくない。ミニデテント辺りでちょうどよさそうな気もするんだけど。