405-8B

職場では主に 1626PP アンプで EV 205-8A をバスレフ箱に入れて鳴らしている。これが多少低音は足りないものの(それでも FE103M を長岡バスレフに入れたのよりはずっと出る)なかなか良い音なのである。

自宅では PARC の 10cm ウッドコーンを8リットルくらいのバスレフ箱で使っていてこれといって不満はないのだが、職場の音が気持ち良いので Altec のフルレンジのスピーカーをこっちでも使ってみようと考えた。改めて 205-8A をもう1ペア買おうかとも思ったがそれも芸がないので、オークションで 405-8B を入手した。多分20年以上前のユニットだが、エッジが交換されているので大丈夫だろう。

PARC のユニットは良い音だが、振動板が重くてやや能率が低いせいか、アンプの個性があまり出ない。オレみたいにアンプをころころ変える使い方をしてると、Altec のユニットのように能率が良くてアンプでがらっと音が変わる方が面白い。ウッドコーンといえば、今日コイズミに行ったら例の同軸ユニットを指定箱で鳴らしていて、非常によかった。規模がオレの用途には中途半端なので買おうとは思わないが、たとえば 20cm のユニットがあったら Lowther と入れ替えて試してみたくなるくらいの魅力はある。一方途中でモアイ(多分中域のユニットは FE138ES-R になってたと思う)に変えたらこっちはクズみたいな音だった。モアイ信者が多いのが信じられん。

まだユニットが届いていないのだが、パラメータは入手できるのでそれに基づいて箱を設計した。13リットルくらいのバスレフで、ポートは65Hzくらい。サブは場所の制約が大きいのであまり大きな箱、特に奥行きのある箱は使えないため、どうしても平凡なバスレフに頼ることになる。この容量も置き場所との相談で置けそうな最大値に近い。しかしまたしても裁断の寸法指定を間違えたのは内緒だ!なんとか誤魔化して現在組み立て乾燥中だが、鳴らして駄目だったら改めて正しい寸法で作り直すしかない。はぁ。