ツイータ変更

メインの Lowther にはアイデンの AT-7000 をのっけて使っていた。悪くないツイータだが、下の方の PM6A と被る帯域がどうしても歪みが多くて、人の声に付帯音じみたものが乗るのが気になっていた。かといってツイータがないとやや音の広がりが寂しい。ということでもう少しいいツイータにしてみようと以前から思っていて色々物色していた。Aurum や Fountek のリボンツイータなども考えたのだが、せっかく立派なツイータスタンドがあることや、なによりヨドバシのポイントが結構たまっていて、ヨドバシで買えるものとなるとほぼ自動的に Fostex になる。そんなわけで定番の T90A を買ってきた。もっと安いホーンツイータもあるが、この機種からマグネットがアルニコになるのが決め手である。これより高いのは買えない。

早速設置してみた。少し試した限りでは、0.22uF の PIO コンデンサで切って、さらにアッテネータで絞り気味にしたところにツボがありそうだ。同じ容量でもコンデンサによって音の出方がかなり違うので苦労した。

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音はやはりアイデンとはかなり違って、分離のいい透明感のある音だ。PA用途と純粋なホームオーディオ用の考え方の違いなのだろう。スペックは大して違わないのにこっちの方がより上までまっすぐに伸びているように感じられる。これで人の声はきれいになったが、逆に楽器の音によってはアイデンの方が太く、近く感じられることもあって、この辺が難しいところだ。ただ、全体としてはメリットの方が多く感じられるので、ゆっくり調整してみよう。