調整中

808 アンプを調整中。

まずプレートにつながるケーブルを同軸のシールド線に変更し、プレートキャップの根元にフェライトビーズを挟む。これで効き目があるかどうかは波形を見てもよく分からない。

またやはり B 電圧が想定より少し高く、整流管を変えてみたが今度は音が気に入らない。ので整流管とインプットコンデンサの間に抵抗を挟んで少し電圧を下げることにする。これで初段とドライバの動作点も変わってくるが、クリティカルなのはドライバの方なので、出力段の電流とにらめっこしながら決めなければ。

それより問題なのは、左右でかなり特性が異なること。一方はそこそこ素直に 25kHz くらいから減衰を始め、可聴帯域外での暴れもゲインが充分に下がってからの話なのであまり気にしなくていいのだけど、もう一方が 15kHz くらいから盛り上がり始め、一旦 30kHz くらいで減衰するが 80kHz くらいで猛烈に盛り上がる。このあたりの帯域で明らかに正帰還を起こしている。左右でここまで極端に違うのは何故だ?球を入れ替えても変わらないので球の問題ではないし、入力に LPF を入れても全く収まらない。まともに動作してるチャンネルもあるということは回路の問題ではなく実装の問題か?