初段をちょっと変更

弐號機の初段の誘導ノイズが気になる(手を近づけるとかなり盛大な雑音が出る)ので、初段を 12F5GT からシングルエンドの 12SF5GT に変更。定数などは一切そのままで、ソケットの接続だけを手直し。12F5GT が RCA だったのに対して 12SF5GT は Tung-Sol。

これで手を近づけてもまるで雑音は出ないし、もともとの残留ノイズも減ったので変更の意図はかなえられた。やはりシールドもないトップグリッドの球でしかもゲインが高いってのは使うのが難しい。音の方は、せっかく 12F5GT のエージングが進んでそれなりに落ち着いたところだったのが元の木阿弥で、最初のがちゃがちゃした感じに戻ってしまった。これは時間が解決する問題ではあるはずだ。しばらくたって駄目だったらノイズには目をつぶって 12F5GT に戻せばいい話だ。