真空管の話

AES でセールをやっていたのでいくつか真空管とかコンデンサを買い込んだ。買った中ですぐに実用に供せるのは RCA 5881。

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中古で二本購入して、一本は綺麗だがもう一本はゲッタが黒くなり始めている。試験機ではエミッションはまだ新品同様だったから大丈夫ではあろう。安かったから文句も言えない。で、零號機に差して音を出してみたが、素晴らしい。今までこのアンプで使ったどの球よりも群を抜いていい。深みのあるゆったりした音だ。5881 も Tung Sol だと高いのだが、安く購入したこの RCA ブランドのもベースの色からプレートの形から Tung Sol と変わらないように思える。たぶん OEM なんだろうね。

その他に買った球はまあそのうち使うこともあろうか、ってくらいのつもりだ。5881 含めどれも15ドルもしないようなものばかり。特に一本 5.5 ドルだった 1626 は最近流行りだし、暇ができたらミニアンプでも作ってみようかな。

それと別口で仕入れた球があって、むしろそっちが本命なのだが。

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エスタ~ン! ま、オレが買うくらいだからバカみたいな値段だったのである。ここに写ってるのは 337A(ラージパンチ)の NIB が二本だが、他に 337A がもう二本と 311B が四本。試験機で測定できないので実機でペアとして使えるかどうか確かめないと。ソケットやら何やらを用意しなければならない。実装したらまたここで紹介しよう。