UTC A-20

ちょっと部品を買いに行ったら、ラジデパで UTC のリピートコイル A-20 がペア40,000円 (!) で売られていたのを見て、そういえばA-20 を1ペア放置しているのを思い出し、予定を変更して小さなアルミケースと RCA 端子を買ってきて、A-20 をケースに入れてみた。

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全く何の工夫もない実装である。もともと DAC-AH をトランスアウトにするために買ったが、西川さんからお借りしたタムラの小さなトランスの方が DAC-AH には合ったので今度はバランス←→アンバランス変換に使って、あんまり意味がない気がしてトランスアウトのパッシブプリをでっち上げてみたりもしたんだが、最近は使ってなかったんである。

ちょうどサブの方を CDP (DAC) →アンプ直結に構成を変更したので、こういうところに挟めば効果も大きいだろうと思ったわけだ。確かに音に対する影響は結構大きくて、聴きやすく太い音にはなる。ただ本来とても広帯域なトランスのはずなのにややハイ落ちして音場が狭くなる傾向がある気もするので、負荷抵抗(現状 1K)を見直す必要があるかな。