中間総括

というわけで AE-3 も無事完成し、予想を超える成果に気を良くしているところである。生々しくて定位がいい。もうプリはこれでいいや。結局本体やら送料やら部品やらなんだかんだで7万くらいかかってしまったが、逆に言えば7万でこの音がするわけである。アナログも SV-6 があるから問題なく聴けるし。これら前段と SV-2、nOrh 7.0 Classic という取り合わせで現在のところ何も不満はなくなった。あえていえば SACDP の読み取りにやや問題があるくらいで。DAC も dAck! の電池を交換して無問題。

もう一つごく安価なもので駄球好き心をそそられたものを買ってあって、まとまった暇ができたら遊んでみようとは思ってるが、まあこれはオマケだ。サブの方も、例の中国製 300B アンプが予想外によく、これと Bottlehead Foreplay、nOrh 3.0 Marble + Tang Band W3-1231SH の組み合わせにも何の不満もない。Mac から受ける DAC台湾製の 1545A NOS DAC に固定しちゃってる。特に Foreplay が効いてるようで、これが挟まってると俄然聴きやすくなおかつ生き生きとした音で、仕事の BGM 用途には勿体無いくらい。

こうなってくると球を差し換えるとかアンプの部品を交換してみるとかくらいしかやることもなくなる。とりあえず SV-2 の 845 のフィラメント DC 点火のダイオードを SBD にするとか、AE-3 の整流管で遊んでみるとかいったことは具体化していてものも発注してある。あと 6SN7 もちょっといいのを買ってみた。まだ届いてないが、届けばこれで終わり。たまり過ぎたものを少し処分して、年末から今までかかってしまった費用を少し回収することを目論んでいる。

工作をしたりアヤシゲなものを買ってみたりという行為はとても楽しくて好きなんだけど、オーディオそのものはそろそろもういいかな。手持ちが増えてしまった PCL86 や 6V6GT で遊んでみようとは思ってるので、この辺で安価にコンパクトなアンプを構想してみようっと。どっかに PCL86/ ECL86 PP の作例でも落ちてないかしら。