初期総括

よい買い物ではあったんだけど、ノブが一個入ってなかったり(ので、写真のノブはオレの手持ちの有り合わせだ)、マニュアルも古いまま更新されていない上に見づらく、オレがはまったヒーターのタップにしても問題の所在は一切マニュアルには明らかにされていない。audioreview.com ではここのフォノイコライザアンプのマニュアルに文句を言ってる人がいたけど、AE-3 のマニュアルでも少なくとも手書きのさっぱり分からない実体図はなんとかして欲しいものだ。

ただ、さすがに Cary で、出てくる音に文句はない。AES は Cary の実験ブランドみたいな位置づけらしく、設計は Dennis J. Had だし、作ってるのも Cary の工場だから、コスメティックな部分と部品以外は Cary と同じものと思っていい。AE-3 にしても、球を 6DJ8 にした以外基本的に同じものが以前 Cary でも売られていた。メール出すと返事は caryaudio.com のアドレスから返ってくるし。昔 JOB の DAC を買ったら GOLDMUND の箱に入ってきて得した気分になったのを思い出した。モノホンの Cary はとても買えないけどな。

まだ初期導入段階なので音質のクリティカルな評価はできないが、それでも音の厚みや奥行が感じられるし、これはいいものだという匂いはぷんぷんする。キシリア姉さんに届けないと。で、オレが加えた変更は以下の通り。