関心の希薄化

要するに不満がないわけで。もちろん有り余る予算があるなら試してみたいことはたくさんあるが、現状のメインシステムで困ったことはない。トラブルもないし、気持ちよく音楽を聞けるのならば特に手を入れようとも思わない。そういえば例の 6C33C アンプだが、トランスが在庫切れで巻いてもらってるアルよ、とかわけの分からない言い訳をしやがって、だから香港人はあてにならない。いつになったら交換品が届くやら。言い訳をするくらいだから向こうも多少は悪いと思ってるのだろうことを期待するしかない。これは困ったことに入るが、逆にどうしようもないことでもあるので現状のシステムと直接は関係ない。

多機能な DA53 はサブに回して、メインの DAC は dAck! で現状固定されている。アクの強い音だが、これに慣れてしまうと DA53 のような中庸の音は少し物足りない。所謂オーディオ的快感とは少し離れるのだろうが、緊張感がある音でオレの聴くような音楽には適している。萌えソンには合わないけどな (笑)

で、DA53 が回ってきたデスクトップシステムだが、こんな適当な組み合わせでこんなにいい感じで何だか誰ともなく謝りたくなる。仕事をする時はクラシックのネットラジオ(We Met In Classics という局が、音もいいしアルバム単位で全部流してくれるので愛聴している)を流しっぱなしにしてるのだが、特にピアノソナタやヴァイオリンソナタみたいな曲だと手が止まって聞き入ってしまうことも屡々だ。DA53 にしたおかげで、iTunes で音楽を聴く時は Mac から光で、ゲームの音声は PC から USB 経由で聴くことができるわけで、ギャルゲの音声を球アンプで聴いてる奴はあんまりいないだろうなと苦笑してみたりする。TH2X も来月には発売だし、伊藤静生天目佐藤利奈のそういう声が今から楽しみだ。なんてことを書くからテラキモスとか言われるんだ(まだ気にしているらしい)。

というわけで何もすることがない。アンプを作ろうという計画も、時間がとれるのは1か月も先のことだから今は何もすることがない。することがないからオーディオそのものに対する関心も希釈されてしまっている。こうなるとケーブルとかに凝る人の気持ちも少しわかる。何かやってないと不安になってくるんだよね。