女性ヴォーカル

ヲタネタを出したのでついでに。

ピュア板に「女性ヴォーカルが好き=アニヲタ」みたいな趣旨のスレがあって、なるほどそういう着眼点はありだなと思ったわけだ。若年のオーディオマニアにはアニメやゲームを非常に好む層が一定数いるだろうことは想像に難くない。mixi にも「萌えるオーディオ」なるコミュニティがあって、物凄い機材で(FMアコのアンプにアマティ・オマージュとか)そーいうのを聴いてる人がいたりする。

もちろんそれは割合としては多分多くなくて、オーヲタが言うところの「女性ヴォーカル」ってのは、ダイアナ・クラールだのレベッカ・ピジョンだのといったカラッポの音楽を指すのだろう。オレも録音がいいという話だけで騙されて買ってしまい頭を抱えた経験がある。あんなクズみたいなものをオシャレだとか趣味がいいとかいう言い訳をしながら聴くくらいなら、「萌え」がある分 I've 系や栗林でも聴いてる方が潔い。お色気系ならブラジル辺りにエロエロ音楽がたくさんあるぞ。

そもそも「女性ヴォーカル」というジャンルのくくり方自体わけがわからないのだが。いかにも音楽に興味がなさそうな分類方法だ。そんなこといったらダグマー・クラウゼもマイブラもスージー・スーも女性ヴォーカルだぞ。男が女性の綺麗な声を好むこと自体はよく分かるし、そういう点ではダイアナ某などにも存在意義はあるとは思うが、それにしてもそんな中身のない音楽がオーヲタの間で一種の標準になってることにはやっぱり寂しさを覚える。金と手間暇をかけたせっかくのシステムで聴くのだから、それなりの思い入れみたいなものを許容する音楽を聴いた方がいいと思うのだけど。あんなもん飲み屋の BGM が精々だろうに。

よーするに何が言いたいかというと、もっと欲望に素直になろうということだ。