nOrh Classic 7.0 キター!!

今朝届いた。お馴染のでっかい nOrh 箱で、もちろん輸送上のトラブルは全くなし。一部で「木の nOrh は箱を開けるとナンプラーの匂いがする」なんて話もあったが、別に臭わない (笑)。大きさは以前持っていた SM 6.1 と同じだが、木なのでずっと軽い。抱えてひょいっと持てる重さで、たぶん 12,3kg くらいじゃないかな。で、とりあえず設置した状態。

f:id:mandana:20050218125323:image

スタンドは 45cm 角、高さ 70cm のルミナスのラックに御影石を載せたもの。特殊な形状なので普通のスタンドだと天板の大きさが足りないのが難点だが、これは軽いので石の nOrh よりは楽かもな。そのうちスタンドも奢ってあげたいものだ。バスレフポートから後ろの壁までは約 30cm。やや内振りにして、聴く位置よりも少し前でクロスする感じでセッティングしてみた。

本体だが、写真よりずっと仕上げはきれいで存在感がある。ゴム足はなんとかしたいなあ。ターミナルが真下についているので使いにくいし、ごついバナナプラグだと物理的に使えない。これは 3.0 みたいに横についていて欲しかった。またバスレフポートは刳貫きっぱなしではなくて一応処理されている。

f:id:mandana:20050218130018:image

肝心の音はというと、まっさらの新品であることを割り引いても品位のある音。さすが高級ユニットというべきか、元々の特性がよくて無理に帯域を欲張る必要がないので、嫌な音が全くしないのにワイドレンジで高解像度を実現してる。クールに取り澄ました音ではないのにも好感が持てる。SM6.1 にはなかった暖かみがある。逆に言えば、石の nOrh と比べればやや着色があるとも言えるのかな。オレの好みにはこっちが近いけど。低音がやや足りない気はするが、ScanSpeak のウーファーは本領発揮まで時間がかかるみたいなので待ち。

部屋が狭いので「スピーカーが消え去る」とまではいかないが、ステレオイメージは明瞭で定位ははっきりしている。ま、MG みたいな圧倒的な迫力は望めないし、あのリボンツイータみたいにはまったときの魔術的な魅力があるというタイプでもないが、オールラウンドに品がいいという別の魅力がある。805 アンプと SV-2 の両方で鳴らしてみたけど、アンプの違いもよく表現する。てことで第一印象としては非常に気に入った。継時変化でどうなっていくか楽しみだ。