スピーカー二題

気を取り直して。

メインのスピーカーは御影石のボードの上にスパイク直置きだったのだが、どうも音が硬すぎる気がして、御影石を取っ払ってアコリバの真鍮製のスパイク受けにしてみた。ヨドバシのポイントで購入したからロハ。やや低音が膨らみがちになるが、音がずっと自然になる。もっと早くからこうすればよかった。御影石ボードは電源タップのボードとして再利用。

それから、サンバレーから SA/F80AMG が届いたので、早速 nOrh 3.0 の元々のユニットと入れ替えてみた。同じ台湾の Tang Band の製品だけに、バッフル穴の口径もネジ穴の位置も端子の形状やサイズもまるで同じ。フレームの金型が同じなんだろうな。持った感じの重さもあまり変わらない。作業は両方で5分もかからずに終了し、早速音を出す。……なるほど。まっさらのユニットだから性急な評価は避けなければいけないけれど、解像度の違いは明らかだし、低音も誇張がなくすっきり伸びている。元のユニットに少しあった籠った感じもない。高音の特性がいいからなんだろうけど、余韻や響きが綺麗に出ていて聴いていて楽しい。さすがに同系統のユニットを使っている既製品のエンクロージャを流用しただけに、先日聴いた自作スピーカーのどれよりいいと思うぞ。というわけで写真。

当然のことながら誂えたようで、なんの違和感もないな。