連休最後の日

ということなので、ふと思い立って新宿のヨドバシへ自転車を飛ばして、フルテックのインレットを買ってきた。金メッキのがなかったので高いのにロジウムメッキ。プリアンプの電源ケーブルはS/A Lab のハイエンドホースS を直出しにしてたんだが、色々交換できた方が楽しそうなのでインレット方式に改造しようというわけである。

ドリルでぐるりと穴を開けてニッパやペンチでむしり取ってどうにかインレットが入るだけの穴を開ける。ステンレスのかなり分厚いシャーシなのでなかなか穴が開けられず、非常に疲れたのでもうやりたくない。穴さえ開けてしまえば取り付けには別に問題はない。

そこで余っていた Audio Magic の Spellcaster II というケーブルをつないでみる。S/A Lab のものよりも滑らかで柔らかい音だ。こっちの方が好きなので常用ケーブルにすることにした。どうも電線はアメリカものが性に合うみたいだな。値段の割に太くて硬いケーブルなので取り回しはやや面倒だが。

こうやってあちこちいじりまくって、結果には非常に満足している。金もないことだし、現状のシステムでゆっくり音楽を楽しむことに専念するとしよう。というわけで現用システムのまとめ。

  • ターンテーブル: Thorens TD318MkIII (強化電源付き)
  • カートリッジ: Shure V15 TypeIV
  • フォノイコライザ: Graham Slee Project Gram Amp 2
  • CDP: Revox B226-S
  • プリアンプ: サンバレー SV-3 改 (フィルムコンデンサを東一のビタQに交換、球は Philips JAN 6922、電源ケーブルはインレット方式に変更)
  • パワーアンプ: Dnyaco ST-70 初期型改 (ドライバ段を12BH7A、EF86に変更、セレン整流器をダイオードに変更、電源強化、入出力端子の交換、電源ケーブルの交換)
  • スピーカー: Norh SM 6.1
  • インターコネクトケーブル: フォノイコライザ-プリは Zaolla、その他は AudioQuest Coral
  • スピーカーケーブル: WE の錫メッキ線 (14ゲージ)
  • 電源ケーブルその他: 壁コン-タップは AudioQuest AC12、タップは Acoustic Revive YTP-6、プリの電源ケーブルは Audio Magic Spellcaster II、パワーアンプには CSE AC-350SX

こうやって並べてみるとマイナーだったり古かったりするものばかりで、オレの妙な趣味がよく分かる。金はかかっていないが、手と頭は大分使ったつもりだ。今後はとんでもない出物に出くわして衝動買いでもしない限り微調整とか球やケーブルの交換程度か。最大の問題は部屋だが。