エージング

基本的に「エージング」という概念を信用していないのだが(これは前にも書いたかな)、自作アンプに関しては作ってからしばらくの音の変化が大きいことは否定できない。新作プリアンプもどんどん音が変わって、現時点では角が取れて低音の力感が増し、なかなかいい感じになってきた。サウンドステージがやや内側にとどまるのはトランスの能力の限界か。

しかし最近自分のスタンスがよく分からなくなってきた。安くて変なものは好きなのだが、ブランド指向がないかというと当然ある。お金持ちだったら PX25 だの DA100 だのに行ってるのは目に見えている。トランスだってマグネクエストやルンダールに特注しちゃうぞ。つかルンダールって内外価格差小さいのな。このユーロ高のご時世に。タムラの普及ラインがいきなり倍以上に値上げするのに驚愕した今日この頃。

要するに自分が何をやりたいのか混乱してるんだよな。音がいいのは嬉しい。作るのは楽しい。その前提の上で自分がどういうものを作りたいのか。オレのやることは何だって中途半端だ。