青い鳥

さて大学も始まってしまったことだしそうそうオーディオのことを考えていられる時間もないわけだが。

いろいろと DAC を取っ換え引っ換えしていたのだが、先日久々にサブに回っている Cayin CDP-8HT の電源を入れて聴いてみたら妙にいい。ので、メインに回して DA53 や dAck! と聴き比べてみたのだが、どうもオレはカインの音が好きらしい。情報量だの解像度だのということを言い始めたら DA53 なんかのほうがいいんだけど、カインの球バッファの音はバランスがよくて厚みがある。球を松下の 7DJ8 にしてみたらさらにいい。ほんとは id:platycerus さんにお借りしている E288CC を使ってみたいのだがスペースの関係で入らない。

改めて中をよく見てみると、カインの球バッファ回路はけっこう大掛かりで、なるほど球アンプ屋の CDP だなと思う。カインにはオペアンプバッファ回路もついているので、オペアンプを OPA627BP に変更して真空管と聴き比べてもみたが球の方がいい。

というわけで現状は SACDP とカインを音源によって使い分けるということになってしまった。青い鳥はいつも身近にいましたとさ、というオチ。DA53 は便利なので Mac と光で、DPF-7002 と同軸でつないでデスクトップで使うことにするが、他の DAC どうしようかなあ。CDP が二台あるのも邪魔なのでカインの SACDP が欲しい気もするが買う金はない。