涅槃は遠い

id:platycerus さんのところでちょっと話題になったことから、そういえば Marble 3.0 をメインで鳴らしたことがなかったと思い立ち、Classic 7.0 と入れ替えてみた。

f:id:mandana:20050720013149:image

これが 7.0 よりよかったらどうしようと不安な気持ちになったりもしたが、さすがにそれはなかった。8cm フルレンジとしては異例に出ている低音も、ちょっと距離を置くと足りないし、特に打ち込み系の重低音は再生できない。したがって中音域までのリアルな手触りが足りない。音色や定位のよさに魅力はあるけどメインを押しのけるまでには至らなかった。ニアフィールドで使ってちょうどいいところだな。逆に、7.0 の能力を再認識する結果となった。ところでスピーカーの繋ぎ替えをするときいつも思うのだが、nOrh はせっかく立派なターミナルを使っているのに端子の間隔が狭くて使いにくい。特に 太鼓型は真下に付いてるのでごついケーブルだとバナナがつかえてしまって使えないし、スペードラグでも締め上げるのに苦労する。ここはなんとか考えて欲しいものなのだが。

というわけで戯論寂滅、円成実性に至るとはいかなかったよ。涅槃は遠い。