しばらく聴いて感じを掴んでから、球を KT90 に交換。電源トランスには余裕があって KT88 系の動作も保証されているので、挿し換えてバイアスを調整するだけ。バイアス調整のポテンショメータも外に出ているので裏蓋を開く必要はない。で音だが、くたびれたビンテージよりは東欧やロシアや中国の新しい特性の揃った球の方がいいという当たり前のことで、全体に締まりが出て定位がはっきりした。ノイズも明らかに減った。ボリュームがちゃんと接地できていないようでノブに触ると少し「ブーン」というから、シャーシの被膜をもっと深く削らないといけないな。

もうちょっとこの状態でエージングを進めてからメインにもつないでみよう。805アンプに勝っちゃったらどうしよう (笑)。あと曙光 EL156 も試してみなければ。