SACD

仕方がないので、眠っていた古いプリアンプで鳴らしてみる。SACD ってのはやっぱり凄いねえ。ダイナミックレンジが広くて異様に音場感があるアナログって感じかしら。音色のリアルさはアナログで、定位や音場は未体験の世界だ。もちろん録音やリマスタリングに依存するところ大なのだが、たとえばブーレーズ指揮ニューヨークフィルのバルトークのオケコン (SME, SS 87710) なんかはほんとに凄い。

ものの写真は http://www.audiocostruzioni.com/impianti/jungson-sacd/jungson-sacd.htm にあるものとまったく同じなのでとりあえず省略するが、質感はなかなか高い。木のリモコンもかっこいいが、蓋を止めるネジがないまま届いたよ (苦笑)。あとソニーのメカの弱点なのだろうが、読み込みがかなり遅い。30秒くらいかかるのではないだろうか。まだ SACD を何枚かしか聴いておらず、凄い凄いと感心してる段階なので音の評価はできないが、現時点では不満はない。動作も問題なし。早く Counterpoint のプリを直して本来のシステムで聴きたいものだ。