電源インレット

部品箱を整理していたら、フルテックの AC インレットが出てきた。何かに使おうと思って買った切り忘れていたようだ。というわけで、SV-2 にこれを取り付けることを思い付く。SV-2 の電源ケーブルはメタコンなので汎用性が低くて好きなケーブルを使えないのが難点だと常々思っていたわけだ。

ただ、SV-2 のシャーシは 1mm くらいの鋼板2枚重ねなので、ちょっとやそっとでは穴を開けられない。そこでメタコンを取り除いた穴をハンドニブラーでなんとか四角く成形し、それからやすりでひたすら削るという手段を用いた。一時間くらい削り続けてようやくインレットが入る大きさの穴を開けられたが、最早ドリルでネジ穴を開ける気力が残っていなかったので接着剤でくっつけてしまった。まあ実用上問題がなければいいやもう。

で、eBay で買った謎の電源ケーブルで鳴らしてみた。今まで使っていた AET AC-TWIN に比べると明らかに力感と空間表現の両方で向上している。ソースによっては気になった響きの載り過ぎも抑制されている。これなら体力を盛大に消耗した甲斐もあったというものだ。

こうして SV-2 にぶっとい電源ケーブルが刺さるの図。工作の不細工さが目立つが、ちゃんと固定されてるので気にしないことにする。